子育てのお悩み:叱り方が分からない!「叱る時に気をつけること」「子どもの心が育つ叱り方」

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育児のお悩み
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この記事は2200文字でまとめてあります。7分程度で読むことが出来るので、是非、最後まで読んでみてください!

子育てをする過程で必ずしなければいけないことがあります。

それは「子どもが善悪の判断をつけれるようする」ことです。

その方法として、「子どもを叱る」があげられます。

しかし、どのように叱って良いのかが分からない・・・

「叱り方」を間違え続けると

子どもは自分のことをダメな人間だと思うようになり、その子が持つ可能性を奪うことになります。

この記事では「子どもを叱る時に気をつけること」「子どもの心が育つ叱り方」を0~2歳と3~6歳の2つに分けて紹介していきます。

これは元保育士のなかしぃが保育士時代に学んだこと、現在の育児で実践していることを元に情報を発信します。

子どもを叱る時期に正解はありません。あくまで参考程度に読んでいただけると幸いです。

子育てに関わる全ての人に読んで頂きたい本です!私の愛読書です!

ごちゃ混ぜになっていない?「子どもを怒る」と「子どもを叱る」は違う。

まず最初に、「子どもを怒る」と「子どもを叱る」の違いを簡単に説明します。

・「子どもを怒る」とは

子どもの間違いを責め、感情的、威圧的に接し、子どもを自分の思うようにコントロールしようとすること。自分の苛立ちやストレスをただ発散している状態。

・「子どもを叱る」とは

子どもに間違いを受け止めてもらい、事実を元に「何が良くなかったのか」と「どうしたら良いのか」の気づきを促すこと。子どもと一緒に前に進もうとする状態。

叱る時に気をつけること

1.場所

他に誰もいない場所、子どもが気になる物がない場所で叱るようにしましょう。叱っている最中に気になる人や物を見つけてしまうと話に集中出来なくなり、話の内容が上手く伝わりません。

2.感情的、威圧的にならない。

子どもに恐怖心を植え付けます。子どもは「間違い受け止めて反省すること」よりも「恐怖から逃げる」ために話を聞こうとせず、その場しのぎな返事であったり、うなずきをしてしまいます。結局そのうち同じことを繰り返してしまいます。

3.子どもの話をちゃんと聞く。

叱る前に子どもの話を聞きましょう。もしかしたら、良かれと思って行動したかもしれません。または、悪いこととは知らずに行動してしまったのかもしれません。

良かれと思って行動していた場合は、子どもの優しさを受け止め、正しい行動に導いてください。

悪いこととは知らずに行動していた場合は、子どもを否定せず、間違いに気付けるようにし、正しい行動に導いてください。

4.言葉を選ぶ。

感情的、威圧的にならなくても言葉選びを間違うと子どもの心を傷つけてしまいます。暴言や子どもの人格を否定するような言葉は避けましょう。

5.短い時間で叱る。

長々と叱られると話の内容が整理できなくなり、「何について叱られているのか」分からなくなります。子どもが分かる言葉で、短く話をしましょう。

6.叱った後のフォローを忘れない。

叱った後に「次は大丈夫だよ!○○なら出来るよ!」と子どもの背中を押してあげてください。大人が子どもを信じてあげることで、子どもは自信を持つことが出来ます。

子どもが育つ叱り方 0~2歳11ヶ月

「言語の理解が未発達の子どもを叱る必要は無い。」です。

つまり、言語の理解がまだ出来ていない子どもを叱るということは

「何故叱られているか分からないうえに、話が終わるまで拘束をされているような状況」ということになります。

想像してみてください。

もし、アラビア語で話しかけられ、話が終わるまで移動させてもらえない状況を。

苦痛としか言えませんよね。

それが子どもにもおきていると考えれば、

「言語理解がまだ未発達の子どもを叱る必要は無い。」

ということが理解できると思います。

この頃の子どもには「叱る」のではなく、「正しい行動を見せること」や「表情の変化を見せること」が必要です。

子どもは大人の行動を真似して育ちます。上手に真似が出来たら褒めてあげてください。

成長には個人差があるので、子どもの発語と理解の状況を把握し、子どもの成長に合わせて叱り始めることが望ましいです。

子どもが育つ叱り方 3歳0ヶ月~6歳

3歳を過ぎると話せる言葉が増え、言葉の理解力が発達してきます。

また、社会性が育まれ、周りの人に自分の考えていることや思っていること伝えようとします。

上記の様子が多く見られるようになったら叱り始めても良い時期です。

「叱る時に気をつけること」を子どもの発達に合わせ、スモールステップで実践していきましょう。

余談ですが、私が保育士として働いていた頃、勤め先の保育園の年中~年長クラスの子どもたちは、保育士の介入がなくても子ども同士で話し合い、トラブルを解決するまでに成長していました。

初めてその様子を見た時にすごく驚いたことを今でも覚えています。

まとめ

子どもの気持ちにより添った叱り方が出来ると子どもは大人の言葉を信じ、友達や仲間、大人を尊敬する子に育ちます。

子どもの気持ちに寄り添わず、怒られてばかりで育つと、子ども自分のことが嫌いになり、誰も信じられなくなります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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